※未プレイでもわかるように書きます。
ダンジョン人狼のネタ部屋、皆さん楽しんでいるだろうか。
困ったことに、普通にゲームとしておもしろい。
しかしながらネタ部屋民としてはシステムの穴をついたような、あたおか部屋に心が惹かれる。
そして案の定、人狼Jの「能ある人狼」の遅延戦術を継承する化け物が発掘されていた。
その名も、「人狼王」。
人狼王というあまりにも安直すぎる名前が一周して、かっこよさを醸し出している。
まだ、人狼王がいる部屋でプレイしたことのないプレイヤーもいるだろう。
今回は人狼王の基本的な能力から解説していく。
そもそも人狼王ってなに
「人狼王」以外の人狼が生存している場合は、「処刑」「暗殺」など殺害の対象となっても死亡しない人狼
公式より
誰が「人狼王」なのかは公開されている
※「後追い」が発生する場合は能力が発動せず死亡する
簡単に説明すると「他の人狼が生きている限り死なない!!!」
なんて恐ろしい男なんだ!!
さらにこの人狼王にはもう一つの能力がある。
それは試合開始時に、「自分が人狼王だと大々的に公開する」というものだ。
キャーカッコいい!!漢の中の漢ダワ!
「ダンジョンを歩き回る」というゲームの性質上、彼の顔を見たらみんな真っ先に逃げ出すだろう。
ダンジョンで見かけたら即逃げよう。危険思想の人だ。
人狼王、またの名を遅延王
元々恐ろしい人狼王だが、さらなる悪用法がリリース数時間で見つかってしまう。
なんと人狼王にひたすら票を集めることで、部屋を半永久的に続けることができるのだ。
通常の処刑の見送りは最大で二回までしか行えないし、同票による処刑スキップはめちゃくちゃ難しい!
だが、人狼王なら、人狼王に票を集めるだけで無限に遅延ができちまう!
あとは狼が襲撃をしなければ、半永久に試合が終わらない部屋の完成!
仮に人狼王がまじめに襲撃をしようとしても、顔が割れているのでなかなか時間がかかる。
もちろん試合が終わるまで他の部屋に行くことはできない。
どのくらい遅延されるの?
探索と話し合いは30セットまで行われる。
それら全てを限界まで使った場合、どのくらい一つの部屋に拘束されてしまうのだろうか。
まず、一日にできる最大の遅延を計算する
探索準備時間1分+探索6分+話し合い6分+2分の延長4回
=1+6+6+2×4
=21分
それが30セットなので
21分×30=630
630分、10時間30分も試合を続けることができちまうんだ!
なんて恐ろしい漢なんだ!人狼王!
人狼王遅延コントロールへの対策
無敵みたいに説明してしまったが、対策が存在する。
これらを理解して、監禁されるのを防ごう。
聖なる鈴を集める
運営の用意した救済措置。
宝箱から出てくる鈴を集めると、その時点で試合が終わる。
遅延対策もしっかり用意するとは!さすが運営様!!
だが、必要な鈴の個数や出現率は変更可能であり、必要な鈴の数99個、鈴が出る確率1%などにされると絶望。
部屋に入る前に必要な鈴の数をしっかり確認しよう。
普通に他の人を吊る
当たり前だが、遅延に協力するプレイヤーが少なければあっさり試合は終わる。
終わるのだが、ふざけて?人狼王に投票するプレイヤーは結構多い。
体感、3回くらいはみんな人狼王に投票して、5回目くらいからめんどくさくなり試合を終わらせに行く。
一応人狼陣営は人狼王に投票できないという、裏設定が存在するため、完全な引き延ばしはほぼ不可能。
まとめ
人狼王遅延は恐ろしい戦術だが、よほどの条件が整わなければ成立しない。
だが、人狼Jにおける「疫病神×能ある人狼×サイコ」のような相性抜群の遅延部屋が考案されたらどうなるだろう。
まあ、今の我々にできることは、入る前に部屋の構成やルールをしっかり確認することだけだ。