学歴カードバトルの戦術考察【宇宙一バカな戦い】

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皆さんは学歴カードバトルをしたことがあるだろうか。
ぶっちゃけ関わらないほうがいい。

だが現実問題、学歴カードバトルを仕掛けてくるプレイヤーは一定数存在する。
今回は対策のため、ネタ部屋に蔓延る(はびこる)学歴カードバトルの戦術を紹介していく。

学歴廚が大嫌いな人たちもこれを見れば、対策が容易になるかもしれない。

注意

この記事は学歴で人を貶める意図は一切ありません。
ここでの評価は「ネタ部屋における学歴カードバトル」というものすごい狭い世界でのお話です。

勝敗の定義

戦術について考えるからには、勝ち負けの定義をしなければならない。

今回の勝利条件は「自分が相手よりも優れていることを示して悦に入ること」、もしくは「相手に劣等感などのネガティブな感情を植え付けること」とする。

戦術の分類

学歴カードバトラーの行動を分類する。

マウント

シンプルにして強力な戦闘スタイル。
学歴カードバトルにおける一般的な行動。

学歴が周囲よりも優れていることを示し、周囲を不快にするのを狙う。

「優秀さ」は偏差値の高さや入学難易度でなんとなく決まる。

視野操作(スコープコントロール)

「うちの会社の大卒は使えない」、「東大医学部頭悪い」等、主観的な話をすることで、なんか勝ってるみたいな空気にする戦術。

統計をガン無視し勝利条件をひっくり返すことで、本来勝てない相手に一撃を与えることを狙う。

バカらしい戦術だと思われるかもしれないが、私たちの主観と客観的なデータはズレることがある。
例えば、日本における大学入学率は「女子50.9%、男子57.7%」である。(内閣府男女共同参画局より)
大学に通っていた人は「もっと多いと思ってた」と答えがちであるし、通っていない人は「もっと少ないと思っていた」と答えがちである。
このように、私たちは世界を主観で処理している。

スコープコントロールは、そんな人間の習性を利用した賢い戦術なのである。

ただし「大学行って、お前と一緒に働いてる時点で下振れの人間だと思わないの?」等のトカゲのしっぽ切りには成すすべもない。

自分の学歴を詐称するという人狼ゲームらしい戦術である。
なんJや学歴板では学生証等の証拠を要求してくるが、ネタ部屋の学歴トークでは学生証を要求してこないので、実は普通に強い戦法。

嘘がバレたら、「ここは人狼ゲームだよ!嘘をついて何が悪いの?」と言って反抗しよう。

スライドCO

スライドCOは学歴カードバトルでも有効な戦法だ。

例えば、敢えて食いつきの良い学歴を提示して、学歴カードバトルを挑ませる。
相手が引けなくなったところで、自分の学歴を提示してフルボッコにする。

「明治大学です」
「(来たっ!)早稲田大学です」
「明治大学というのは嘘です。本当は東大」
「う、うわあああああああ」

学歴カードバトル優遇キャラ、不遇キャラ

学歴カードバトルの勝敗が、努力量や頭の良さで決まると考えていないだろうか。
実はマウントの観点ではそれ以外の要素も大きい。

ここでは能力以上のマウント力を発揮している連中と、マウント力を発揮できていない連中を紹介する。

優遇キャラ

努力をせずにマウントをとれる人も存在する。

そんなコスパのいい連中を紹介。

高校生

観察を続けると、高校生の勝率が意外と高いことに気が付く。
実は高校生の立場は学歴カードバトルにおいて、非常に優位である。

なぜなら、入学校ではなく志望校でバトルできるからである。

一般的に志望校に入れる人間はそこまで多くない。だいたいは滑り止めにいく傾向がある。

だが勝負前の若人はそんなこと知ったことではない。

彼らも、昔の我々のように「自分は志望校に必ず受かる」という根拠のない自信を持っている。
そのため、勝利条件である「自分が相手よりも優れていることを示して悦に入ること」を簡単に満たせる。

特に自身が東大に行くと疑わないが、勉強は一切しない高校生は最強である。
24時間365日ネタ部屋で東大をブンブン振り回し周囲を圧倒する。

彼らにどうしても勝ちたい場合は、相手が受験に落ちたタイミングを見計らい煽りにいくしかない。
だが、それをすると今度は心の綺麗さで敗北してしまう。

難関資格を目指している(だけの)人

難関資格を目指している人も、高校生と同じ理由で、マウントをとることができる。
目指してさえいれば、なんかすごそうな感じが出せるため相手を威圧できるのだ。

数年たってから、実は何も勉強していなかったことが発覚することもある。
この場合、我々はマウント取られ損である。

目指し続けるだけで無限にマウントを取ることができ、継続火力がだせる。

不遇キャラ

頑張って結果を出したのに、ネタ部屋で評価してもらえない。

そんなかわいそうな境遇のキャラを紹介。

関西の大学

残念ながら、関西の大学の序列を知らない関東民は多い。

例えば「関西の一番頭のいい私立大学は?」と聞かれて即答できる人は、意外とネタ部屋にいない。
これが東京であれば、「早稲田か慶應」とすぐ返ってくる。

このため関西民は「せっかくがんばったのにマウントが取れない」といった事態に出くわす。

学歴カードバトルのためだけに大学に行くなら、関東の大学に行こう。

中学から大学までのエスカレーター

中学入試で大学までの一貫校に入り、ネタ部屋でマウントを取ろうとしたら返り討ちに合う。
そんな状況を時々見かける。

大学までの一貫校は、中学入試の難易度だけが極端に高いということがある。
そのため、中学入試の難易度で自己評価をする本人と、大学入試の難易度で評価する他人という構図が出来上がる。

結果として、本来の実績よりも低く見積もられてしまいネタ部屋で発狂する。

学びなおしは有効か

ネタ部屋での学歴カードバトルに精神を破壊されて、職を捨てて大学に入り直したくなる人がいるかもしれない。

これはオススメできない。

なぜなら、ネタ部屋の場合は、学歴を詐称したほうが手っ取り早いからである。
また人生で考えるならば、学歴カードバトルという狭いフィールドで勝つためだけに数年を捨てるのは無謀な行動だと言わざるを得ない。

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